広陵町議会 2012-12-18 平成24年第4回定例会(第4号12月18日)
食肉用として流通しておらず、人の健康面への危険性は決してない」などと釈明していますが、BSE対策がずさんである米国の状況が明白になったと言えます。アメリカ農務省の統計によると、牛海綿状脳症、BSEのことですが、この検査を受けた牛の頭数は、2005年以降、約90%減少しています。2011年9月30日までの1年間に検査された頭数は、約4万頭と2005年の39万9,575頭から大幅に減少しています。
食肉用として流通しておらず、人の健康面への危険性は決してない」などと釈明していますが、BSE対策がずさんである米国の状況が明白になったと言えます。アメリカ農務省の統計によると、牛海綿状脳症、BSEのことですが、この検査を受けた牛の頭数は、2005年以降、約90%減少しています。2011年9月30日までの1年間に検査された頭数は、約4万頭と2005年の39万9,575頭から大幅に減少しています。
アメリカとの事前交渉段階でも、輸入牛肉のBSE対策、輸入食品、農産物の検査、遺伝子組み換えなどの食品表示、残留農薬や食品添加物の規制などの大幅な緩和が迫られます。食の安全、医療、金融、保険、官公需、公共事業の発注、労働など、国民生活のあらゆる分野で規制緩和とアメリカ型ルールが押しつけられます。
(藤野良次君登壇) ◆17番(藤野良次君) 牛海綿状脳症、いわゆるBSE対策に関する意見書について提案理由の説明をさせていただきます。 政府は、米国からの牛肉輸入再開のために、BSE検査の見直し検討に入っているとのことでありますが、国民の生命にかかわる安全安心の問題を考えますと、米国からの圧力によって決着することは断じて許すことはできません。